石川県と岐阜県の境界に聳える名峰、白山。
その高度ゆえに良く目立ち、なおかつ雪が長く残ることから、白い山。ということでストレートに白山です。
遠くから見ても、登っても美しい、名峰中の名峰だと思います。
白山の山頂部には複数の池が点在しており、
翠ヶ池、
紺屋ヶ池、
油ヶ池、
血の池、
五色池、
百姓池、
千蛇ヶ池という7つの池があります。
翠ヶ池は、白山の頂上部の池の中で、最も大きな池です。
行政界的にこの池だけ岐阜県に位置しているのに対し、他の6つの池は石川県にあります。
この池だけ稜線の東側にあるため、岐阜県になっているかなと思います。
この翠ヶ池、1,042年の噴火で形成されたと言われている火口湖だそうで、まだ形成されてから1000年経っていない、
新しい火口湖ということになりますね。
白山の山頂部の縁にあって、これだけ大きな池が形成され維持されているのも、なんだか不思議な感じです。
池の北東側がもっとも低くなっていて、池の水位があがったらここから水が流れていくのでしょうか。
白山頂上部、霧の向こうに見えてきたのは白山最大の池、翠ヶ池です。
いま歩いている(この写真を撮っている)位置がほぼ石川県と岐阜県の県境。
この写真で写している翠ヶ池方面が、岐阜県側です。
大きな池ですが、白山頂上の御前峰からは見えませんでした。
もうすこし霧が晴れていれば見えたのかな?
地形的に見えなそうですが。