石川県と岐阜県の境界に聳える名峰、白山。
その高度ゆえに良く目立ち、なおかつ雪が長く残ることから、白い山。ということでストレートに白山です。
遠くから見ても、登っても美しい、名峰中の名峰だと思います。
白山の山頂部には複数の池が点在しており、
翠ヶ池、
紺屋ヶ池、油ヶ池、
血の池、
五色池、
百姓池、
千蛇ヶ池という7つの池があります。
油ヶ池は、
紺屋ヶ池とともに、白山の最高峰、御前峰から望むことができる池の1つです。
白山山頂部の池は、その高度ゆえ、夏期でも雪渓が残っていることがあり、涼しい雰囲気の池です。
周囲は岩に囲まれた地形ですが、高山植物も随所にみられる、高山特有の景観が楽しめる池です。
白山頂上、御前峰より。
見えている池は、左が油ヶ池。右が
紺屋ヶ池です。
奥に翠ヶ池もあるのですが、ここからはぎりぎり見えないようです。
霧が多いと方向を見失うため、周囲には目印のケルン(石塔)が積まれています。
油ヶ池とお花畑。
チングルマが多くみられ、そのほかイワカガミやアオノツガザクラも見られます。