石川県と岐阜県の境界に聳える名峰、白山。
その高度ゆえに良く目立ち、なおかつ雪が長く残ることから、白い山。ということでストレートに白山です。
遠くから見ても、登っても美しい、名峰中の名峰だと思います。
白山の山頂部には複数の池が点在しており、
翠ヶ池、
紺屋ヶ池、
油ヶ池、血の池、
五色池、
百姓池、
千蛇ヶ池という7つの池があります。
血の池は、大汝峰と剣ヶ峰、御前峰のほぼ中間に位置する池です。
血の池という名前から、赤っぽい池を連想しますが、池の水は特に赤いということも無く
池の周囲には高山植物が花を咲かせる、爽やかな高山の池といった様相です。
だいたい血の池という名前の池は、赤っぽい池が多い印象ですが、
この白山の血の池は、そんなイメージとは無縁の、静かで穏やかな池でした。
静かな血の池。
血の池というネーミングの割には普通です。ちょっと底の土が赤いかな?という程度。
どうして血の池という名前が付いたのでしょうか。
確かに底の土は赤みを帯びていると思うので、そこからでしょうか?