志賀山登山道、志賀山と裏志賀山とあいだに、いくつかの小さな池があります。
登山道から見える池は、志賀山のある西側から順に、
お釜池、
鬼の相撲場の池、黒姫池の3つ。
この3つの池が、至近距離に並んでいます。
黒姫池は、この3つの池のなかでも最も大きい池です。
志賀山から裏志賀山へ向う場合は、進行方向右手に。逆に裏志賀山から志賀山に向かう場合は、進行方向左手に見えます。
この池が黒姫池です。
登山道から見えるものの、道からは少し離れた場所にあるので、ほとりまで近付くことはできません。
ひょうたんのような形をしていて、登山道からは見えないですが奥の方まで池が続いているようです。
周囲は針葉樹と笹に覆われており、人を寄せ付けない神秘の佇まいです。
また。黒姫池の背後には横手山を望むことができ、その風景は見事の一言です。
ちなみに、『黒姫』とは近くにある
大沼池に伝わる大蛇伝説に登場する姫の名前ですが、こちらの池にその名が付いているのも、何か由来があるのでしょうか。
私が調べた限りではその由来はわからなかったのですが、気になる所です。
裏志賀山から志賀山への道の途中。
下ってきたところで、ちらりと池が見え始めました。
現れた黒姫池。
奥に向かって細長いひょうたん型をしています。
ズームインすると、奥の方まで池が続いているのがわかります。
一ノ瀬・焼額方面。
中央付近の影になっている山が西館山で、中央やや右奥の、広大なゲレンデのあるなだらかな山が焼額山でしょうか。