那須の最高峰、三本槍岳の北西側の裏那須エリア。
表那須が主に栃木県那須郡那須町に属するのに対し、裏那須は
栃木県那須塩原市と福島県南会津郡下郷町に属しています。
下郷町には、
観音沼や
鏡ヶ沼という
2つの池がありますが、そのほかに、ここで紹介するスミノマ池があります。
と・・・言ってみましたが、スミノマ池は畔まで行くのが難しい池です。スミノマ池に至る林道はあるようですが、
その林道は入口で立ち入り禁止になっており、ほかに道はありません。
池の畔に向かうのは難しいものの、大峠から那須の最高峰、三本槍岳へ向かう登山道の稜線上から、スミノマ池を見ることができます。
とても印象的な池ですが、稜線からだと池まではかなり距離があるので、できれば畔にも行ってみたいものです。
唯一、スミノマ池の畔に到達する手段としては、冬の積雪期に雪の上をあるく方法があるようです。
機会があれば挑戦してみたいです。
ところで、池の名前について。
スミノマ池とは不思議な響きの名前ですが、どうやら「澄沼(すみぬま)」という言葉が転じて
スミノマ池になったようです。これは、その名の通り水が澄んでいるということなのでしょう。
稜線から下郷町方面を望む。
画面の中央やや下にスミノマ池が見えています。
スミノマ池にズームイン。
森のなかにぽつんと存在しています。
印象的な池ですが、あそこに至る一般の道は存在しません。
林道大峠線の途中。ここから右折していく、スミノマ池方面に続いているとおぼしき林道がありましたが
入口は封鎖されており、一般の人は入れないようでした。