長野県と新潟県の県境に位置し、山頂部に広大な平坦部を有する苗場山。
この平坦部は、火山活動によって形成された台地であり、なおかつ
苗場山の東西を流れる清津川(東)と中津川(西)によって
それぞれ急峻な谷が形成されているため、苗場山は外周は絶壁、山頂部は台地という
特異な形状になっています。
そんな苗場山の山頂部には湿原が広がっており、多数の池塘が見られます。
そのなかからいくつかの印象的な池を選んで紹介します。
苗場山の山頂周辺には、広大な湿原が広がっています。
全体的に平坦な苗場山山頂部ですが、北側が最も高くなっていて、南東に向けてなだらかに
スロープ状になっています。そのスロープ状の地形のあちこちに
湿原があり、そのなかに池塘が点在しています。
訪問記1:2022/07/24
苗場山山頂部の池たちの位置関係。
(「国土地理院 地理院地図」より 一部文字と線を記入
https://maps.gsi.go.jp)
苗場山坪場の池塘は
こちら
龍ノ峰の池(仮称)は
こちら
湿原に咲くピンク色の花。これは、トキソウかな。
始めて見ました。残念ながら花はあまり開いていないようです。
青空の領域が狭くなってきました。目まぐるしく天気が変わります。
湿原に多く見られたイワイチョウ。
小さい花ですが、よく目立ちます。
タテヤマリンドウ。
小さいながらも目を引く美しい紫色。
苗場山山頂近くの休憩ベンチから、ヒュッテと山頂湿原を望む。
かなり霧が濃くなってきてしまいました。
大きく丸い池塘。
それでは、小赤沢に下山することにします。
下山時も深い霧の中。
名残惜しいですが、帰路につくため山頂湿原もそろそろ終わりです。
項目名 |
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所在地 |
長野県下水内郡栄村、新潟県南魚沼郡湯沢町 |
湖の成因 |
湿原池 |
周囲総長 |
- |
面積 |
- |
最大水深 |
- |
貯水量 |
- |
標高 |
約2130[m] |
河川 |
- |
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