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湯ノ古ハリヨの池

POND OF HARIYO

貴重な魚、ハリヨが生息する、里山の池

Lake Travelogue : #580
Update : 2025/04/20
湯ノ古ハリヨの池
概要
岐阜県本巣市の外山地区。 その中を通る岐阜県道79線沿いに、湯ノ古公園という小さな公園があります。 その湯ノ古公園の中にある小さな池が、今回紹介するハリヨの池です。
ハリヨとは、湧水に生息する小さな魚のこと。漢字で書くと「針魚」です。 ハリヨが住んでいる池だからハリヨの池・・・というそのままなネーミングです。しかし、実はハリヨという魚は極めて貴重であり、 ハリヨが住んでいるというだけで、1つの大きな特色になりえます。 それゆえに、この池はハリヨの池と呼ばれているのでしょう。

ハリヨは、滋賀県と岐阜県の一部地域にしか生息していない、非常に珍しい魚です。 湧水のような、水が綺麗なところでしか生きていけない魚であるため、生息域はかなり限られ、現在では 滋賀県東部と岐阜県西濃地区、岐阜県の平野部の湧水のみが生息地だそうです。 この湯ノ古ハリヨの池のほかに、海津市の津屋地区にある清水池も、ハリヨの生息地です。 どちらも、水質が良好な湧水であることが、ハリヨが住める環境の要因だと思います。

この公園の名前「湯ノ古」というのは、温泉があるわけではありません、この付近には湧水が多く、水温が安定している湧水が、 外気との気温差によって霧を生じさせます、その霧が湯けむりのように見えるので、「湯ノ古」という地名が付いたのだそうです。
では、なぜこの地区には湧水が多いのか? それは、この周辺が断層が多いことに由来するそうです。ちょうど近くには根尾谷断層という大きな断層があります。 西隣の金原(きんばら)地区には、蛇池(じゃいけ)という断層由来の湧水池もあります。

訪問記
訪問記1:2024/06/01
”湯ノ古ハリヨの池”
県道70号線沿いにある小さな公園、湯ノ古公園。
”湯ノ古ハリヨの池”
その湯ノ古公園の中にある池が、ハリヨの池です。
綺麗な水の中を、多くの魚が泳いでいます。
”湯ノ古ハリヨの池”
ハリヨの池の全景。
”湯ノ古ハリヨの池”
湧水を水源とする池なので、非常に綺麗です。
”湯ノ古ハリヨの池”
中央には東屋が整備されています。
この東屋に面白い装置があります。
”湯ノ古ハリヨの池”
それがこちら。 池の中が見えるようになっているのですね。
残念ながら、ガラスに藻が付着してしまっているため、うまく中を見ることはできませんでしたが、 これはなかなか凝った仕掛けですね。
”湯ノ古ハリヨの池”
とてもいい雰囲気の池です。
”湯ノ古ハリヨの池”
池には大きなシマドジョウも生息していました。中央の模様のある魚がそれですね。 他の魚と違い目立ちますし、底にいるので、よくわかります。
”湯ノ古ハリヨの池”
思わずシマドジョウに目が向いてしまいますが、周囲をよく見ると
”湯ノ古ハリヨの池”
ちゃんと池の名称になっているハリヨもいました。 滋賀県と岐阜県の限られた場所にしか生息していない、とても貴重な魚です。
”湯ノ古ハリヨの池”
東屋のガラスが綺麗だったらもっとよかったですが メンテナンスが大変でしょうし、まあこれは仕方ないですね。
”湯ノ古ハリヨの池”
ということで、興味深い池でした。
地図とデータ
項目名
所在地 岐阜県本巣市
湖の成因 断層湖(湧水池)
周囲総長 -
面積 -
最大水深 -
貯水量 -
標高 約114[m]
河川 -
動画
写真アルバム