下界と上高地を隔てる関門のごとく、梓川沿いに鎮座ましましている釜トンネル。
ここから先は一般車立ち入り禁止。徒歩や自転車以外で上高地に入るには、バスやタクシー等に乗り換える必要があります。
釜トンネルを抜け、上高地へ入るとまず見えてくるのが大正池。
大正時代に焼岳の噴火によって発生した土砂によって、梓川が堰き止められることにより形成されました。
現在では、大正池は発電所の調整池としても利用されています。
調整池としての機能を維持するために、毎年冬に底を浚渫しているのだそうです。
上流から供給される土砂が非常に多いので、底を浚渫しないと10年足らずで大正池は埋まってしまうのだそうです。
水の透明度は高く、泳ぐ魚やカモの足の動きまで見ることができます。
北を向けば穂高岳、西を向けば焼岳が望め、池の中には立ち枯れの木々が並ぶ風景は、
パンフレットなどにもよく載る上高地の代表的風景です。
現在では、ほとんどの木々が枯れてしまったのか、池のなかの立ち枯れの木々は非常に少なくなっています。
バスは上高地バスターミナルが終点ですが、せっかく上高地に訪れたのなら、
時間に余裕があれば、終点の手前の大正池バス停で下車されることをお勧めします。
そこから大正池、
田代池を経由しながら、バスターミナルまでは徒歩1時間ほど。すばらしい大正池の景色を楽しむことができます。
大正池バス停から大正池へ。
ここは穂高方面に登りに行く際は、いつも時間の都合上素通りしてしまうことが多いので、
大正池の畔にしっかり立つのは実に7年ぶりになります。
焼岳。
紅葉には早すぎましたね。標高1500mではまだ青葉です。
ワイドだと水面の逆さ焼岳がフレームに入らないですね。
この日は初の槍ヶ岳遠征でした。今後の展開に期待が膨らみます。