住吉池は、姶良市の中央付近の、農地と山地の境界付近にある池です。
火山の水蒸気爆発によって形成された火口(マール)に水がたまった火口湖であり、
おおむね円形の形をしています。
住吉池の西およそ2.6km程度のところには、おなじく火口(マール)の跡である
米丸という丸い地形があります。こちらの米丸には水は溜まっておらず、水田になっています。
さらに、住吉池から北西約13kmのところに、似たように円形の
藺牟田池があります。
藺牟田池は火口湖かどうかははっきりしていないそうですが、そう遠くない場所に似たような池があるためか
2つの池は繋がっているという伝説もあります。
姶良住吉池の南西にある駐車場より。
住吉池南西部は堰が建設されていて、下流の農地の用水の水源として使われているようです。
堰の堤より見る住吉池。
ダムとしての利用がされているためか、ダム湖のような湖岸の地肌の露出が見られます。
満水の時はあそこまで増水するということでしょう。
森に囲まれた住吉池。かつての水蒸気爆発により形成された、マールです。
東側に勢いよく水が流れ込んでいました。上から水が導入されているようです。