福島県の南西部にある山あいの村、桧枝岐村。
尾瀬への福島県側の玄関口ともなっているこの村の中央付近の山地に、会津駒ヶ岳があります。
日本百名山にも数えられる山で、山頂部の湿原の風景が非常に美しい山です。
その会津駒ヶ岳の山頂近くにあるのが駒大池。前述のとおり、会津駒ケ岳山頂部には湿原が広がっており、いくつかの池塘が点在していますが、駒大池はその中でも特に大きい池です。
すぐそばには駒の小屋という山小屋もあり、池のほとりには休憩できるベンチやテーブルが備えられているなど、登山の際には一休みできる絶好のポイントでもあります。
条件がよければ、駒大池には、会津駒ヶ岳の山頂が映ります。駒大池から山頂までは、片道20~30分ほどです。
ここまで来たのなら、会津駒ケ岳山頂はもちろん、その奥にある中門岳、
中門池方向もすばらしい湿原が広がっている稜線なので、ぜひ足を延ばしてみることをお勧めします。
その場合、時間に余裕を持つためにも、会津駒ケ岳の登頂は午前中にしておいたほうがよいです。
会津駒ケ岳への登山道、稜線まで登ってきました。
うっすらと草紅葉の道。
この会津駒ケ岳で見たかった風景は2つあるのですが、これがそのうちの1つです。
このために、ここまで登ってきました。爽やかな初秋の風景。
ちなみに、もう1つの見たかった風景は、中門岳、
中門池へ続く稜線です。
燧ケ岳から目を左に移していけば日光白根山が見えます。
では、下山します。
駒大池に別れを告げて、来た道を戻ります。