開聞の鏡池は、開聞岳の北東約4kmのところに位置する池です。
ほぼ円形の形をした直径約200m程度の池で、
この形状から察せられるとおり、火山の水蒸気爆発によって形成された
火口(マール)に水が溜まって形成された池とのことです。
近くには水無池というマールもあり、そちらは名前の通り水が抜けています。
「鏡池」という名の由来は、池に開聞岳を映すその風景から来ているとのことです。
周辺には、
池田湖や
鰻池といった、鏡池よりも大きな湖があり、どちらかというと鏡池は
それらの池の影に隠れている印象ですが、この鏡池の特徴として、それらの湖よりも
開聞岳が巨大に見える、という点があります。
鰻池からは開聞岳を見ることが難しく、
池田湖からは開聞岳が見えるものの、鏡池に比べると開聞岳との間に距離があるため、
開聞岳に圧倒的に近い場所にある、この鏡池から見る大迫力の開聞岳は、
一見の価値ありです。
鏡池から見る開聞岳はきわめて大きく、非常に迫力があります。
鹿児島県道241号、大山開聞線のすぐそばにある鏡池。
水蒸気爆発により形成された火口とのこと。見事に円形です。
この日はかなりの強風で、水面は相当に波立っていました
しかし、非常に水鳥が多いです。
開聞岳が映りこむのが「鏡池」の名の由来ですが、この強風では池に開聞岳は映らず、残念。
開聞岳の風景のビュースポットとして非常におすすめの場所です。