別府市南部の山間に位置する湖、神楽女湖。
北西約1kmのところには
志高湖があり、2つの湖の間は遊歩道で結ばれており、少し遠回りにはなりますが
車道も通じているので、車で移動することもできます。
神楽女湖の東側に隣接して、神楽女湖菖蒲園があり、6~7月のハナショウブの時期には
湖の畔に咲くハナショウブを楽しむことができます。
神楽女湖という名前は、北側にある鶴見岳の神社の歌舞女が、平安時代に
湖の畔に住んでいたという伝説に由来しているそうです。
現在、神楽女湖の畔には集落はなく、1kmほど南に行った枝郷が最も近い集落になります。
そのため、現在はその伝説を思わせるようなものはとくに見られない印象です。
湖はやや湿原然としており、畔からは由布岳や鶴見岳を望むことができます。
水中にはイモリが生息しており、水中を泳ぐイモリの姿を見ることができます。
訪問記1:2022/05/07
菖蒲園の風景。あと1ヶ月半ほどで、花の見ごろを迎えます。
何かを探しているのでしょうか。しばらくうろうろとしていました。
湖の上には木道が整備されています。
ハナショウブの時期に多くの人が集まるためか、遊歩道全般は
かなり新しく、よく整備されています。
神楽女湖上にある展望四阿。
正面奥には鶴見岳が、そして左奥にはやや雲に隠れていますが由布岳が見えます。
湖上の展望四阿。
この人気のない神楽女湖にしては豪華な施設に見えますが、
ハナショウブの時期は多くの人でにぎわうそうです。
もうすこし奥の由布岳がはっきり見えたらよかったのですが。
すこしわかりにくいですが、湖の中をイモリが泳いでいるのが見えます。
項目名 |
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所在地 |
大分県別府市 |
湖の成因 |
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周囲総長 |
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面積 |
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最大水深 |
約5[m] |
貯水量 |
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標高 |
約550[m] |
河川 |
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