青森県の名峰、八甲田山。
その山中にある美しい湿原沼、睡蓮沼です。
八甲田山は、その中央を貫いている国道103号線を境界として、
その北側を北八甲田、南側を南八甲田と呼んで区別しています。
睡蓮沼は、その国道103号線沿い、北八甲田と南八甲田の境界の部分に位置しています。
名前の由来は、池に睡蓮(未草)が生育しているため。そのままのネーミングですが、
この池の魅力はそれ以外にも、八甲田の山々を背後に背負う眺めが素晴らしい、ということがあげられます。
睡蓮沼は国道103号線の北側にあり、沼の入り口にすこし車を停められるスペースがあります。
停められる車は多くても10~15台程度かと思いますので、紅葉の時期は非常に混雑します。
国道沿いの入り口から入ると、すぐに睡蓮沼が見えてきます。50mも無いでしょう。
睡蓮沼の畔には、沼の南側に展望用のデッキが整備されており、ここから沼越しに北八甲田の山々を望むことができます。
沼越しの北八甲田の山並みは非常に印象的で、多くの人が訪れるのも納得の素晴らしさです。
訪問記1:2021/10/9
八甲田山に登った後、酸ヶ湯から国道103号線を通って睡蓮沼へ。
日没が近いので、陽のあるうちに着けるかどうかちょっと心配でしたが、なんとか間に合いました。
睡蓮沼に着くと、すぐに目の前にどど~んと高田大岳(1,552m)が飛び込んできます。
端正な美しい山容です。
睡蓮沼の看板。
展望デッキが畔に整備されています。
北八甲田の山々を望む美しい風景。
左から、硫黄岳(1,360m)、大岳(1,584.5m)、小岳(1,478m)です。
中央にある大岳が、八甲田山の主峰であり、最高峰です。
陽が傾いて西日になってきましたが、これもまた美しいですね。
陽が沈む前に来ることができました。間に合ってよかったです。
項目名 |
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所在地 |
青森県十和田市 |
湖の成因 |
湿原池 |
周囲総長 |
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面積 |
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最大水深 |
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貯水量 |
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標高 |
約980[m] |
河川 |
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