宮古島の北側に位置する小さな島、池間島。
宮古島と池間島は池間大橋という大きな橋でつながっており、宮古島から手軽にアクセスすることができます。
そんな池間島は、かつては2つの島でした。
16世紀ごろ、2つの島が並んでいたところに、橋が架けられたそうです。
すると、そこに土砂がたまり、やがて、かつての海峡は入り江となりました。
この入り江は、イーヌブーと呼ばれていたそうです。
そのイーヌブーの入り江に、1924年から1934年にかけて干拓事業が行われ、入り江は海と切り離されることになりました。
こうして残った水域が、池間湿原となったのです。
池間湿原を形成した干拓事業で堤防を形成したため、この場所は「いくつもの砂山」という意味の「ユニムイ」とも呼ばれています。
池間湿原のことも、「ユニムイ湿原」と呼ばれることがあるそうです。
池間湿原へのアクセスは、公共交通が無いので、車を利用するのが便利かと思います。
宮古島から池間大橋で池間島に渡り、島の北部から細い砂利道にはいると、小さな駐車スペースがあります。
駐車スペースの奥には、鉄骨の展望台が見えます。この展望台に上ると、池間湿原を俯瞰することができます。
訪問記1:2024/01/01
レンタカーで池間湿原の駐車スペースへ。
奥には展望台が見えています。
池間湿原展望台。
湿原周辺に道はなく、この展望台が湿原を見れる唯一の場所であるようです。
池間湿原の風景。
曇天ですが、雲の切れ間から太陽光も差しています。
ここはかつて入り江でしたが、長く海から切り離されているため
いまは淡水の水質になっているそうです。
確かに、入り江と言われれば、入り江に見える風景ですね。
奥の方が海に開けていたそうです。
宮古島と池間島の間の美しい海。
ちょっと天気が悪いのが残念ですが、海の美しさがよくわかります。
項目名 |
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所在地 |
沖縄県宮古島市 |
湖の成因 |
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周囲総長 |
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面積 |
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最大水深 |
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貯水量 |
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標高 |
約0[m] |
河川 |
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