白馬大池は、北アルプス・後立山連峰の白馬乗鞍岳の西、小蓮華山の北東の山中に位置する池です。
「白馬」の名を冠してはいますが、白馬岳山頂からは約6km離れており、大池から白馬岳を往復するのはなかなかの時間がかかります。
水面標高はゆうに2000mを超えて、なんと2379m。これだけの高所にある池としては、各段の大きさを誇ります。
北アルプス全体では白馬大池の北東約5kmのところにある風吹大池が最大の池だそうですが、
この白馬大池は、それに次ぐ北アルプス第2位の大きさとなります。
池の西側には、白馬大池山荘とキャンプ指定地があり、登山客でにぎわいます。
西側にはお花畑もあり、チングルマやハクサンコザクラなど、多くの高山植物が見られます。
このお花畑を通って大池に流れ込む小川がありますが、この小川の水源は、おそらく雪渓だと思います。
池の西側の斜面には大きな雪渓があって、この雪渓は夏でも残っています。
この雪渓が、広大な池に水を供給しているものと思われます。
あまりの高所で大きな河川もなく、池には魚はいないそうですが
その代わりにクロサンショウウオがたくさん生息しています。また、ミズスマシのような水生昆虫も多くみられます。
水の透明度がとても高いので、クロサンショウウオは池の畔から容易にその姿を観察することができます。
訪問記1:2019/08/11~08/12
白馬乗鞍岳を過ぎると、目の前に白馬大池が姿を見せます。
池の畔を登山道が通っています。
登山道に咲くチングルマ。
やや風によって波が立っていますが、透き通るような水が印象的。
池の中にはサンショウウオがわらわらといます。
水が透明なので、肉眼ではっきりと見えます。それにしても、エラが見えるということは、まだ子供?
サンショウウオのほかにはミズスマシのような昆虫がたくさんいました。
この写真にもサンショウウオの上に映っていますね。
ときどき激しく動きますが、基本はゆっくりと動きます。
急速にガスが広がってきました。なかなかダイナミックです。
少しガスが晴れたときに夕暮れの雲が見えました。
このあと、日没後は雷雨となり、早々にテントで就寝。
翌朝、穏やかな白馬大池。
昨日の夜の雷雨が嘘のように、穏やかになりました。
白馬岳へ向けて上る途中の稜線より、朝日の白馬大池。
白馬岳に登頂後、帰還する際にとらえた白馬大池。
雲間から少しだけ見えました。
出たーー!!
雷鳥先生のご登場です。
かなりガスってきていたので、遭遇できるかと期待していました。
テントも昨日よりかはずいぶん少なくなりました。
池側のスペースは本来はヘリポートなのでテント禁止なのですが、ここ数日は混雑につき開放しているとのことです。
また雲が出てきましたね。
目まぐるしく雲が出たり消えたりを繰り返します。
白馬大池に帰還!
往復してきた小蓮華山方面を振り返ります。
白馬大池を後にします。
また霧が深くなってきました。
| 項目名 |
|
| 所在地 |
長野県北安曇郡小谷村 |
| 湖の成因 |
堰止湖 |
| 周囲総長 |
約1.094[km] |
| 面積 |
約0.06[km^2] |
| 最大水深 |
約13.5[m] |
| 貯水量 |
- |
| 標高 |
約2379[m] |
| 河川 |
― |