※本池「名も無き池(モネの池)」の呼称について
これまで、当ウェブサイトでは、当該の池を「根道神社の池(モネの池)」と呼称してきました。
しかし、当該の池が位置する岐阜県関市では、本池を「名も無き池」と呼称しており、
池の周囲にある案内看板等も、名称を「名も無き池」で統一しています。
そのため、当ウェブサイトも、本池の名称を「名も無き池(モネの池)」と変更します。
名称変更前:根道神社の池(モネの池)
名称変更後:名も無き池(モネの池)
2022/06/19 日本湖沼めぐり
2005年に、関市との合併によって消滅した岐阜県の旧板取村。
その旧板取村に、美しいと話題になり、多くのひとを呼び寄せている小さな池があります。それが人呼んで「モネの池」。
言わずと知れた印象派の巨匠クロ―ド・モネの代表的作品である「睡蓮」の絵とそっくりな池である、という理由から、モネの池と呼ばれるようになったそうです。
旧板取村の根道神社という神社に、その池はあります。
2016年の初訪問時は、あまりに人気が出てしまい、人が多く訪れて付近の道路が渋滞になるということで、
なるべく混雑をさけるために、午前中の早い時間に現地に行ってみました。
混雑を避けるほかに、この池を楽しむもう一つのポイントとして、直前の天気を考慮する必要があります。
水源が湧水であるため。雨が降ってしまうと土砂が流入して池が濁ってしまうとのことで、なるべく晴れが続いた日を狙って現地へ。
9時前に現地に着くと、すでに駐車場は多数が埋まっており、池の周りにはカメラの列が。
それでも、無事池を撮影することができました。
すでにネット等で既知ではあったものの、噂にたがわぬ美しい姿に、1時間ちかくも池周辺で過ごしてしまいました。
時間によって日の当たり具合が変わり、池の表情も少しづつ変わっていくので、多彩な風景が楽しめます。
もちろん、自分のポジションも変えてみることで、いろいろな池の表情を楽しめます。
クロード・モネの「睡蓮」も、何枚にもわたって時間・天候・季節を変えて書かれた作品ですので、「モネの池」も、さまざまに時間・天候・季節を変えて楽しむのが、流儀かもしれませんね。
訪問記2:2021/11/06
根道神社の名も無き池、通称「モネの池」にやってきました。
ほとりの紅葉が色づいています。
紅葉の名も無き池。
多くの人て賑わっています。
本来は農業用に湧水を貯めている池で、このように何の変哲もない細長い長方形のため池ですが、
この池の真髄は、すぐに明らかになります。
池の中はさながら水草の森。
透明度が高いので、中の様子がよく見えます。
上から見る名も無き池。
モネの睡蓮の絵に例えられる、見事な景色を見ることができます。
本来溜め池であるこの池に、地元の人が彩として
睡蓮や錦鯉を導入していったそうです。
訪問記1:2016/5/14
岐阜県関市(旧板取村)の山間に、多くのひとが訪れる小さな池があります。
駐車場から池に歩いて向かうあいだに、もう遠くに明らかにそれとわかる人だかりが。
初夏、田植を終えたばかりの田んぼっていいですよね。
これが噂に名高い名も無き池、人呼んで「モネの池」です。
この角度では、なにがモネなのかイマイチわからないですが・・・
おどろきの透明度。
鯉が浮いて見えます。
遠くから見るとただの四角い池にしか見えないのに、この風景のギャップにはびっくり。
場所によって、そして日の当たり具合によって、池は様々な表情を見せます。
睡蓮の季節はもうすこし先ですが、コウホネが咲いていました。
項目名 |
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所在地 |
岐阜県関市板取 |
湖の成因 |
農業用ため池(湧水池) |
周囲総長 |
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面積 |
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最大水深 |
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貯水量 |
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標高 |
約230[m] |
河川 |
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