鈴鹿山脈の最高峰、御池岳(おいけだけ)の山頂部にある多くの池のうちの1つ、中池。
御池岳山頂部のテーブルランドの、メイン登山道から少しはずれた中央付近にいくつか固まって点在している池のうちの1つで、
台地の中央付近にあるのが名前の由来でしょうか?
この近隣には、
サワグルミの池、
ウリハダカエデの池といった池がおよそ100m程度の距離のなかに集中しており
森を歩けば池にあたる。そんな様相です。
かくいう私も、2022年4月の登山で、
サワグルミの池から丸池を目指して南下する際、
この中池に到達したのですが、登山中はこれを
ウリハダカエデの池だと思っていました。
帰宅してからGPSのトラッキングデータを確認すると、それは
ウリハダカエデの池ではなく
その東約100mのところにある中池でした。
御池岳テーブルランドの中央部の森は薄い道がつけられてはいますが、似たような景色が続くので
ここに入るのであれば、地図はもちろん、地図読みができること、GPSを活用することは必須かなと思います。
御池岳テーブルランドの中央部の森の中に佇む中池。
前述の通り、歩いているときはこの池を
ウリハダカエデの池だと
思っていましたが、確かにいま写真を見比べても、周囲の木の様相が違いますね。
特徴的な形の木が多いですが、
冬季に積雪が多いのが理由でしょうか。
すり鉢状の地形に池が形成されています。
石灰岩の台地ゆえ、このような窪地があちこちにありますが、すべてが池になっているわけではありません。
まだ春先なので、これからより森の緑が濃くなっていくでしょう。