上高地のやや奥まったところにある明神。ここには穂高神社の奥社があり、その境内に明神池があります。
透き通った水を湛え、マガモなどの水鳥や、イワナなどの魚も見られるこの池は、
非常に神秘的な美しさを備え、静かに森のなかに佇んでいます。
池は一の池とニの池に分かれており、一の池は奥ゆきのある大きな池で、奥の方はほんのりと緑色をしています。
また、一の池にある桟橋からは、雄大な明神岳を望むことができます。
一方で、ニの池には小さな岩が多く、岩の上に生える木々と苔が美しい風景を演出しています。
その風景はまさに、天然の日本庭園と呼べるものではないでしょうか。
一の池と二の池の水はつながっています、というか、全く同じ池です。しかし、一の池の風景と二の池の風景は非常に対照的なので、別の池に扱いたくなる気持ちもわかります。
上高地のバスターミナルからは1時間ほど歩く必要がありますが、その美しい風景は一見の価値ありです。
訪問記3:2019/10/05
穂高神社奥宮の鳥居。
絶妙のポイントに明神岳がそびえ、この峰が御神体であることがよくわかります。
明神池、一の池。
3年ぶり3回目の明神池ですが、3年前はなかった賽銭箱が。
3日後の10/8が例大祭(御船祭)なので、それに備えて設置されたのでしょうか。
天然の日本庭園、二の池。
池の石に根付いた木々が色づいています。
陽のなかの二の池。色の違う木々が混在しているのがいいですね。
入り口に戻ってきました。
この竜と鳥の頭は、御船祭でつかうものだと思います。
明神橋と明神岳。
多くの人がカメラを向けていましたが、それも納得の風景です。
訪問記2:2016/08/15
上高地明神池。一ノ池。
桟橋にある船は、祭りのときに使われるそうです。
訪問記1:2012/08/10
私と明神池のファーストコンタクトは、2012年。
美しき明神池一ノ池。
項目名 |
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所在地 |
長野県松本市 |
湖の成因 |
堰止湖 |
周囲総長 |
- |
面積 |
- |
最大水深 |
- |
貯水量 |
- |
標高 |
約1525[m] |
河川 |
梓川(流出) |