萩明神池は、笠山という山のふもとにある海跡湖です。
萩市の市街地北部にある笠山は、もともとは島だったものが、
陸地との間に砂州が形成され、現在では陸続きになっています。
その笠山と陸地の間の砂州の中で、埋められることなく取り残された海の名残が、
この明神池です。
この周辺には火山が多く、笠山もその例に漏れず、火山です。
そのために、周囲には火山が残した溶岩が多くあり、明神池の周囲にも
溶岩があります。溶岩は水を通しやすいため、明神池と海は
溶岩層を通じて繋がっており、海の干満によって明神池の水位も上下するそうです。
そして、池の中には多くの海の魚が生育しています。私も、ボラやクサフグなどを見ることができました。
訪問記1:2021/12/30
明神池のほとりに着いたら、駐車場の木や電線に多くのトビがとまっていました。
池の畔で魚の餌を売っており、餌をまく人が多いためか、人が来ても魚は逃げず、むしろ寄ってくるものもいます。
パット見、ポピュラーな鯉かと思いましたが、ここは汽水湖なので鯉は住めないですね。
これは、おそらくボラかと思います。
強風が吹く明神池。上空には多くのトビが飛んでいます。
おそらく、観光客の持っている魚のエサが狙いでしょう。
トビが滑空してきました。
人間の動きをよく理解していて、エサが撒かれるタイミングをちゃんとはかって下りてきます。
多くのクサフグが泳いでいました。クサフグはなかなかコミカルでかわいくて、私は好きです。
釣りをするときはどうしても嫌われてしまう魚ですが。
池を泳ぐクサフグ。
基本海にいる魚なので、こうして池で見れるのは、いいですね。
明神池は大池、中の池、奥の池の3つの池からなります。
最初の池が大池で、こちらは中の池。
項目名 |
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所在地 |
山口県萩市 |
湖の成因 |
海跡湖 |
周囲総長 |
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面積 |
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最大水深 |
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貯水量 |
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標高 |
約5[m] |
河川 |
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