福井県と岐阜県の県境、越美国境といえば、油坂峠が現在の主要ルートになっていますが
油坂峠の北側にもう1つのルート、石徹白を経由する桧峠越えのルートもあります。
その桧峠への入り口、白鳥町の前谷の東側にある、大日ヶ岳南部の斜面の中にあるのが、村間ヶ池です。
国道158号線から、前谷で石徹白方面に分岐していく岐阜県道314号線に入り、少し進むと「正ヶ洞の棚田展望地」への
案内があるので、そこで案内に従って右折します。
正ヶ洞の棚田展望地をすこし過ぎたところに、村間ヶ池への入り口があります。
入り口から数分歩けば、やがて村間ヶ池に到達できます。
森の中の静かな細長い池で、明確な水の流入・流出も見られず、池の水源は不明であるとのこと。
やや窪地上になった地形で、大日ヶ岳の裾にあることから、おそらく地下水が供給されているのだと思います。
紅葉の時期は、畔にせり出した木々の紅葉が美しく、池を一周する道を歩くのが非常に楽しい場所です。
池の中にはほとんど外敵がいないためか、多くの魚影が見られ、見る側を飽きさせない池だと思います。
また、良い池を見つけることができました。
訪問記1:2021/11/6
村間ヶ池入り口。
もう、この時点で非常に良い雰囲気です。
そして、村間ヶ池。
せり出した畔の木々が紅葉しており、非常に良いタイミングで訪れることができました。
周囲は常緑の針葉樹が多いですが、池の西岸は落葉樹が多く、美しい紅葉が楽しめます。
北東側が高くなっているので影になっています。
陰と陽の明瞭なコントラスト。
池の周りを一周することができます。
少しだけ高低差もあり、楽しい道です。
朝日・・・というには少し遅い(このとき朝9時半過ぎ)ですが
斜めの日差しが森を美しく照らしています。
池には魚影が多くみられます。多くの魚が生息していそうです。
本当に多くの魚がいました。
他の水系と繋がっていない池ではありますが、これだけの魚が住める環境ということですね。
項目名 |
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所在地 |
岐阜県郡上市 |
湖の成因 |
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周囲総長 |
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面積 |
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最大水深 |
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貯水量 |
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標高 |
約690[m] |
河川 |
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