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満濃池

MANNOU POND

讃岐の山中に水を湛える日本最大級の広大な溜め池

Lake Travelogue : #447
Update : 2021/07/23
満濃池
概要
満濃池は、讃岐平野が尽きて、讃岐山脈にぶつかる部分にある 面積約1.42[km^2]の広大な農業用溜め池です。
この大きさは、農業用溜め池としては「日本最大」あるいは「日本最大級」といわれていますが、 本当に最大かどうかは自信が得られなかったため、ここでは「日本最大級」と紹介します。
古くは、701~704年ごろに、讃岐国の国守である道守朝臣によって築造されたと伝えられており 実に、築造後、約1320年も経っているというわけですから、驚きです。
とはいえ、満濃池は1320年間、ずっと姿を保っていたというわけではありません。 1184年には、洪水により池の堤防が決壊。そのまま池が復旧されることはなく 池の跡地に人が住んで「池内村」なる村が形成されたそうです。
結局、池が復旧されたのは江戸時代に入った1628~1631年のことだったそうです。 その後、1905~1906年、1927~1930年、1940~1959年に、それぞれ3回の嵩上を行い、 1959年に、ほぼ現在の姿になったとのことです。

訪問記
訪問記1:2021/07/11
満濃池
満濃池の堤体より。
中央付近には、取水塔が見えます。
満濃池
堤体の傍には護摩壇岩という岩があります。
満濃池
堤体より下流方向を望む。
かなりの高低差があることがわかります。
満濃池
満濃池の向こうには讃岐山脈が連なっています。
一番奥の三角形の山は、大川山でしょうか。
満濃池
満濃池のシンボルともなっている取水塔。
満濃池
取水塔の奥に大川山を望む。
満濃池
一見無骨に見える取水塔ですが、細かく見るとおしゃれな造りをしています。
満濃池
扁額が右読みなので、戦前の建築でしょうか。
満濃池
なかなか山深い風景です。
満濃池
堤体を望む。
満濃池
堤体は駐車場を兼ねており、観光客が多く訪れます。
地図とデータ
項目名
所在地 香川県仲多度郡まんのう町
湖の成因 農業用溜め池
周囲総長 約19.7[km]
面積 約1.42[km^2]
最大水深 約30.14[m]
貯水量 約0.0154[km^3]
標高 約145[m]
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