北海道を代表する観光地の1つ、
摩周湖。この摩周には、その裏にもう1つ、美しく青い池を持っています。
摩周湖の東側にある裏摩周展望台から、車で北海道道1115号を北に向かうと、森の中に左折していくフラットダートの道が分岐します。
これが、神の子池への入口です。
この道は未舗装ですが、フラットなのでとても走りやすく、数分走ると駐車場に着きます。神の子池へは、ここから徒歩ですぐに到着できます。
いまや神の子池は非常に有名な観光地になっているため、ここを訪れる人もとても多く、そのため道路整備状況もかなり良くなっているのです。
駐車場からすこし森の奥に歩くと、すぐに池が見えてきます。この池は非常に透き通っているものの、とくに青色というわけではなく、透明な池です。
その池の奥に、真打の神の子池があるのです。
遊歩道から見る神の子池の深い青は、見るものを魅了してやまない色。この美しい色から、この小さな池は超有名観光地になるに至ったのです。
「神の子池」という名前は、摩周湖に由来するそうです。神の湖(カムイトー)と呼ばれている摩周湖の水が、この神の子池に伏流して湧き出ている、という
言い伝えがあるそうです。それで、神の湖の子の池であるということから、神の子池となったのだそうです。
実際には、摩周湖の水そのものが神の子池の水源ということではなく、摩周湖の周囲の外輪山の森林が水源になっているそうです。
外輪山の森に降った雨が、地面を通じて神の子池に伏流してきているのだそうです。
まあ、摩周湖の水そのものではなくても、摩周湖を形成した外輪山の水が由来ということで、摩周湖とまったく無関係というわけではないですね。
神の子池の中には、沈む倒木がはっきりと見えます。まるで誰かが狙って配置したかのように綺麗に交差した倒木の間を縫うように、無数の魚が泳ぐ風景が、実に素晴らしいです。
この池にはオショロコマという、北海道に生息するイワナの仲間の魚がたくさん住んでいて、その姿をよく見ることができます。
大盛況の神の子池駐車場。
超有名観光地である神の子池には、多くの人が訪れます。
そのため、駐車場も未舗装ながら、広大でしっかりとしたものが整備されています。
駐車場から森の中に入ると、すぐに現れる池。
この池は神の子池ではありませんが、神の子池と繋がっています。
おなじ湧水由来の池ではあるので、非常に透き通っています。
奥に進むと、青い池が現れます。
これが、神の子池です。
ちょっと遅い時間になってしまい、太陽光線が控えめなので、ここからだとあまり青色に見えないですね。
反対側に回り込んでみましょう。
まるで誰かが配置したかのように、綺麗に交差した倒木。その合間を、魚の群れが泳いでいきます。
15年ぶりに神の子池に訪問しましたが、倒木の構図はほとんど変わっていないですね。
池の水が低温で安定しているので、木も腐らないのだそうです。
神の子池の中を泳ぐ魚。これはサクラマスでしょうか?
この池が青くなるのは、底の地質(砂地)や水深の深さ、そして水質が影響しているのだと思います。
中央付近から、水がもくもくと砂を巻き上げて湧出しているのですが
中央部分がより青いですね。
かなりの水量が、安定して湧出しているのがわかります。
となりの池を泳ぐオショロコマ。
神の子池と同じ水が流れているのに青くないのは、底が砂利なのと、水深が浅いことが影響していそうですね。