世界遺産にも登録されているブナの広大な森が広がる白神山地
その白神山地の西部、都道府県でいうと青森県の西南西端部分、秋田県との県境にほどちかいところに、十二湖は存在します。
その名のとおり、多くの池の総称であり、12どころではなく、31の池で構成されています。(ちなみにおなじ青森県に
「十三湖」もありますが、そちらとの関係はありません。)
王池と大池は縊れた形をしているので、それをそれぞれ2つの池に分けて数えることもあり、そうすると33になります。
31も池があるのであれば、そのすべてを見ずにいることなどできるでしょうか(いや、できない)。
おもに観光案内などでは「青池」を中心に紹介されており、青池がもっとも有名な池として認識されているとおもいます。
ですがそれ以外にも、個性的で存在感のある池がそろっています。
31の池のうち、訪れた池だけを↓に表示しています。
31の池のうち、訪れた池だけを↓に表示しています。
訪問記1:2016/09/18
とはいったものの、到着したのが13時過ぎでしたので、さすがに31の池すべてを回ることはできませんでした。
まずは入口にある【10 八景の池】。
ここはまだ「普通の池」という感じですね。
少し歩くと、【1 青池】に到着。
十二湖=青池、と言っても過言ではないくらい、十二湖といえばこの青池がフィーチャーされています。
この時点でも、肉眼でははっきりと青色なのがわかります。
池の中には魚も見られます。すごいですね。
ここ最近、
「遊佐の丸池」「根道神社の池」といった美しい湧水池を多く見てきましたが、この青池も似たものを感じます。
ここがその両者と違うのは「深さ」でしょうか。圧倒的に、深く見えます。このサイズで水深9mあるというからびっくり。
藻が太陽を浴びて輝いています。
この青色の水は、藻の影響もあるのではないか、なんて思ってしまいます。
肉眼で見た感じの青池はこんなかんじ。かなり青いです。
これは展望デッキの上からの写真ですが、この場所がもっとも青池が青色に見えます。
ちょっと写真をいじってみました。明度を上げてみました。
こうするとさらに青色が良く現れます。
【4 沸壺の池】 青池の近くにあり、同じように美しい青色(こっちはグリーン系かな)が楽しめる池です。
青池だけに訪れる人も多そうですが、時間が限られていてもぜひこの沸壺の池は訪れてみることをおすすめします。
【16 長池】
その名の通りの細長い池。水が浅めです。それゆえか、湖底が見える透明度ながら、青色は示さないです。
【17 四五郎の池】
いまは水がないですね。。。
ここに水がたまると、見えている木々が池の中に没して、美しい眺めになるそうです。
【23 金山の池】
なぜ写真がこんなに傾いた・・・
【22 萱原の池】
ちょっと日が傾いて光量が落ちてきたのが残念。
【20 道芝の池】
倒木が印象的。しかし暗い。。。
谷底の森の中の池は、光を失うのが早いのです。
【14 小夜の池】
小夜の池。はっとするほど美しい池です。
光が足りないけど、明らかに青色の水。まるで青池のような。
【12 八光の池】
太陽光がいい具合に入ってくれました。
【8 王池】
ようやく県道沿いのメインルートに復帰。
【5 落口の池】
県道をバスがやってきたので、いったんやり過ごします。
【3 がま池】
もはや森の中はほとんど光が無い状態。どうにか全体像だけとらえました。
項目名 |
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所在地 |
青森県西津軽郡深浦町 |
湖の成因 |
堰止湖など |
周囲総長 |
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面積 |
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最大水深 |
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貯水量 |
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標高 |
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河川 |
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