箱根山のカルデラ北部に広がる仙石原。
台ヶ岳のふもとに広がるススキの草原が有名な場所ですが、そのススキの草原の北隣、県道75線を挟んだ北側に
仙石原湿原があります。
私もこれまでこの湿原があまり印象に残っていなかったのですが、それもそのはず。
仙石原湿原は大部分が草地化してしまっており、外から見ても湿原ということがほとんどわからない状態になってしまっています。
ただ、そんな仙石原湿原の一角には、箱根湿生花園が整備されており、園内にはいくつかの池が整備されていて、湿原然とした風景が広がっています。
おそらく、もともとここにあった池をベースに園を整備したのだと思いますが
なかなか見ごたえのある風景で、おすすめできる場所です。
園内の植物は、本来箱根には自生していないものも多数ありますが、逆にいうと
それだけ豊富な植物を見ることができるようになっています。
(案内板に、箱根に自生しているか自生していないかが、植物ごとに細かく記載されています)
訪問記1:2021/04/04
地理院地図で見た箱根湿生花園の地図。
園内には多数の池がありますが、その中でも大きい池を、便宜上、東・西・南・北・中央の池と名前を付けて呼びます。
何か別に、正式な名前があるかもしれませんが。
(「国土地理院 地理院地図」より
https://maps.gsi.go.jp)
入り口のすぐそばにある「北の池」。
カエルの鳴き声が響きますが、その姿は見えません。
湿生花園の中央にある「中央の池」。
周囲は湿原になっており、その周囲にミズバショウが咲いています。
池の周囲に咲くミズバショウ。
実は、箱根にはミズバショウは自生していないそうです。
湿地はあると思いますが、気温が高いためでしょうか。
春めいた池の周辺。奥にあるコブシ(タムシバ?)の花が良く目立ちます。
湿生花園として整備されているので、池の周囲に木道が完備されています。
そのおかげで、とても歩きやすくなっています。
ちょうどエゾノリュウキンカが見ごろになっていました。
池の周りに木々が植えられていて、なかなか自然では見ない印象の風景になっています。探せばこういうところもあるのかな?
中央の池では、ミツガシワの花も咲いていました。
この花は花期が早くて、湿原をおとずれるような時期(=夏)には花が終わってしまっている事が多く
よく見る植物なのに、花は意外と見ない印象です。
チシマザクラが咲いていました。
池の周囲にあったマメザクラはほとんど散ってしまっていましたが、こちらのチシマザクラはまだまだ満開です。
右側に見切れている山は、裾野のススキ野原で有名な台ヶ岳です。
小ぶりな西の池。奥に見える建物は箱根湿生花園のエントランスです。
ここは入り口に近い場所ですが、直接の道はないので、ここまでくるにはぐるりと園内を回ってくる必要があります。
湿生花園の南端にある「南の池」にやってきました。こちらも、中央の池に匹敵する大きな池です。
そして、湿生花園の東端にある「東の池」。
林に囲まれた静かな池です。
こちらにもミズバショウやリュウキンカが見られます。
| 項目名 |
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| 所在地 |
神奈川県足柄下郡箱根町 |
| 湖の成因 |
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| 周囲総長 |
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| 面積 |
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| 最大水深 |
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| 貯水量 |
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| 標高 |
約647[m] |
| 河川 |
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