青森県中部の名峰、八甲田山の北東側に広がる広大な平原、田代平。
そんな田代平の南端付近に位置しているのが、このグダリ沼です。
「沼」と名がついていますが、どちらかというと、ここは川のように見えます。
それもそのはず、湧水がすぐに幅約20mの川となり、すぐに駒込川という川に合流しているのです。
そのことから、一見してここが「沼」だということを感じないかもしれません。
しかし、実はこの場所から湧水があふれ出していて、れっきとした湧水池なのだそうです。
すぐそばに八甲田山が聳えているため、湧水もおそらく八甲田山を由来とするものでしょう。
その水は圧倒的に透き通っており、底の様子までがバッチリと確認できます。
まさに、水が生まれる場所と言えるのかもしれません。
実際は、水は地中に存在しているのだけど、ここで初めて人の目に触れることになるのです。
グダリ沼には、綺麗な水にしか生息できないプラナリアが生息しているそうです。
それも、5種類ものプラナリアが生息しているそうで、このような環境は本州にはグダリ沼にしかないそうです(北海道にはある模様)。
グダリ沼へのアクセスは、田代平を通る青森県道40号線沿いの駐車場から、遊歩道を歩いて行くことになります。
駐車場には「グダリ沼」の看板はあるものの、駐車場からは沼そのものは見えず、しばらく広大な平原を歩いて行くことになります。
そのため、「本当にこちらであっているのか?」と不安になるものの、数分歩くと
眼下に川が見えてきて、その川に下っていく道が見えてきます。
実がその川こそがグダリ沼で、道を下っていくとまもなく、グダリ沼の畔に立つことができます。
嘘のように透明な水が流れていくグダリ沼の畔。
その風景は、まるでこの世とは思えない別世界のようです。
いつまでもそこにいたくなるような風景が、そこにはありました。
訪問記1:2025/07/20
青森県道40号線沿いの駐車場にあるグダリ沼の案内看板。
しかし、特にグダリ沼への道に関する案内はありません。
実際は、この看板の右にある道を歩いて行けばOKです。
広大な平原を歩いてきます。
しばらくは全く沼がある感じはしないので、若干不安になりますが
しばらくすると、左に曲がって川のほうに下っていきます。
ここに「←グダリ沼」の看板もあるので、道が間違っていなかったことがわかります。
下りていくとすぐに川の畔に到着・・・
実は、この川こそがグダリ沼です。
圧倒的に透明な水が流れるグダリ沼の風景。
思わず目を奪われます。
時折鳥の鳴き声が聞こえるほかは、ささやかなせせらぎの音だけが聞こえるグダリ沼。
いつまでもここにいたくなるような風景が、そこにはありました。
湧水として流出したグダリ沼の水は、この奥で駒込川に流れ込んでいます。
いわば、ここを流れているのは湧出したばかりの、生まれたての水。
それゆえに圧倒的に透き通っています。
グダリ沼には、綺麗な水にしか住むことができないプラナリアが、5種類も生息しているそうです。
この沼の水質の良さがよくわかります。
すこし森の中を歩くと、グダリ沼の湧水がある場所を見ることができます。
奥の方から、水が滾々と湧き出て、流れ出していきます。
一見すると川のようですが、奥には流れは続いていません。
どちらかというと、川の源流のようなところですね。
沼の畔、部分的に鮮やかな赤色になったナナカマド。
まだ7月なんですけどね。
ここは流水の影響で気温が低いとおもうので、それが影響しているのでしょうか。
| 項目名 |
|
| 所在地 |
青森県青森市 |
| 湖の成因 |
湧水池 |
| 周囲総長 |
- |
| 面積 |
- |
| 最大水深 |
- |
| 貯水量 |
- |
| 標高 |
約586[m] |
| 河川 |
駒込川(流出) |