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グダリ沼

GUDARI SWAMP

沢の流れの中にある、まるで別世界のように美しい沼

Lake Travelogue : #620
Update : 2026/04/05
グダリ沼
5STAR-LAKE
概要
青森県中部の名峰、八甲田山の北東側に広がる広大な平原、田代平。
そんな田代平の南端付近に位置しているのが、このグダリ沼です。

「沼」と名がついていますが、どちらかというと、ここは川のように見えます。 それもそのはず、湧水がすぐに幅約20mの川となり、すぐに駒込川という川に合流しているのです。 そのことから、一見してここが「沼」だということを感じないかもしれません。 しかし、実はこの場所から湧水があふれ出していて、れっきとした湧水池なのだそうです。

すぐそばに八甲田山が聳えているため、湧水もおそらく八甲田山を由来とするものでしょう。 その水は圧倒的に透き通っており、底の様子までがバッチリと確認できます。 まさに、水が生まれる場所と言えるのかもしれません。 実際は、水は地中に存在しているのだけど、ここで初めて人の目に触れることになるのです。
グダリ沼には、綺麗な水にしか生息できないプラナリアが生息しているそうです。 それも、5種類ものプラナリアが生息しているそうで、このような環境は本州にはグダリ沼にしかないそうです(北海道にはある模様)。

グダリ沼へのアクセスは、田代平を通る青森県道40号線沿いの駐車場から、遊歩道を歩いて行くことになります。 駐車場には「グダリ沼」の看板はあるものの、駐車場からは沼そのものは見えず、しばらく広大な平原を歩いて行くことになります。 そのため、「本当にこちらであっているのか?」と不安になるものの、数分歩くと 眼下に川が見えてきて、その川に下っていく道が見えてきます。 実がその川こそがグダリ沼で、道を下っていくとまもなく、グダリ沼の畔に立つことができます。

嘘のように透明な水が流れていくグダリ沼の畔。 その風景は、まるでこの世とは思えない別世界のようです。 いつまでもそこにいたくなるような風景が、そこにはありました。

訪問記
訪問記1:2025/07/20
グダリ沼
青森県道40号線沿いの駐車場にあるグダリ沼の案内看板。 しかし、特にグダリ沼への道に関する案内はありません。
実際は、この看板の右にある道を歩いて行けばOKです。
グダリ沼
広大な平原を歩いてきます。 しばらくは全く沼がある感じはしないので、若干不安になりますが
グダリ沼
しばらくすると、左に曲がって川のほうに下っていきます。 ここに「←グダリ沼」の看板もあるので、道が間違っていなかったことがわかります。
グダリ沼
下りていくとすぐに川の畔に到着・・・
実は、この川こそがグダリ沼です。
グダリ沼
圧倒的に透明な水が流れるグダリ沼の風景。 思わず目を奪われます。
グダリ沼
時折鳥の鳴き声が聞こえるほかは、ささやかなせせらぎの音だけが聞こえるグダリ沼。
グダリ沼
いつまでもここにいたくなるような風景が、そこにはありました。
グダリ沼
湧水として流出したグダリ沼の水は、この奥で駒込川に流れ込んでいます。
グダリ沼
いわば、ここを流れているのは湧出したばかりの、生まれたての水。
それゆえに圧倒的に透き通っています。
グダリ沼
沼の畔に咲いていたミズギク。
グダリ沼
ミズギクの花の蜜を吸いにやってきたモンキチョウ。
グダリ沼
グダリ沼には、綺麗な水にしか住むことができないプラナリアが、5種類も生息しているそうです。 この沼の水質の良さがよくわかります。
グダリ沼
すこし森の中を歩くと、グダリ沼の湧水がある場所を見ることができます。
グダリ沼
奥の方から、水が滾々と湧き出て、流れ出していきます。
グダリ沼
一見すると川のようですが、奥には流れは続いていません。 どちらかというと、川の源流のようなところですね。
グダリ沼
沼の畔、部分的に鮮やかな赤色になったナナカマド。 まだ7月なんですけどね。
ここは流水の影響で気温が低いとおもうので、それが影響しているのでしょうか。
グダリ沼
名残惜しいですが、美しいグダリ沼を後にします。
地図とデータ
項目名
所在地 青森県青森市
湖の成因 湧水池
周囲総長 -
面積 -
最大水深 -
貯水量 -
標高 約586[m]
河川 駒込川(流出)
写真アルバム