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稚児池

CHIGO POND

焼額山の頂上に広がる、美しい高層湿原池

Lake Travelogue : #448
Update : 2021/08/01
稚児池
5STAR-LAKE
概要
冬は多くのスキーヤ―が集まるスキー場となっている志賀高原の焼額山。 その焼額山の山頂、リフト降り場からわずかに森に入ったところに、高層湿原である稚児池湿原が広がっています。
高山の短い夏、稚児池湿原には緑の草と池塘の水面が織りなす、美しい風景が広がります。 すぐそばにスキー場があるとはとても思えない風景です。 もしかしたら、冬に訪れるスキーヤーの人たちも、ここに神秘的な湿原と池があることを、 御存知ない方も多いかもしれません。

7月中旬の稚児池湿原は、ちょうどワタスゲが見ごろとなっていました。 緑の湿原の中に点々と白いワタスゲが揺れる風景は、稚児池湿原の風景をより印象深いものにします。
山頂部に存在するため、木々の隙間からは遠くの山を見ることもできます。 この日は、妙高山や火打山などの頸城山塊や、北アルプスの後立山連峰を遠くに望むことができました。
青空を映して煌めく稚児池の水面。池の中をのぞけば オタマジャクシや水生昆虫が池の中を泳ぎまわっています。
焼額山スキー場の下端部にある登山口から、およそ1時間~1時間半程度で山頂に到達できるため とてもおすすめの場所です。

訪問記
訪問記1:2021/07/18
稚児池
夏の焼額山を登ると、ゲレンデの先に焼額山の頂上のリフト建屋が見えてきました。いよいよ山頂です。
稚児池
と、山頂手前のゲレンデに・・・
稚児池
なんと、モウセンゴケが生育していました。
冬の間は、モウセンゴケの上を滑っているのか・・・
稚児池
ミズゴケも美しいですね。
稚児池
林の中に入り、稚児池へ最後のアプローチ。
道の真ん中にはミズバショウの葉もあり、いよいよ湿原に近づいてきた感じです。
稚児池
もったいぶるわけではないですが、苔が美しいのでついつい撮ってしまいます。
稚児池
いよいよ景色が開けてきました。
稚児池
出たー!! 
稚児池到着です。同時に、ここが焼額山の山頂でもあります。
稚児池
山頂の鳥居。
稚児池
ワタスゲと稚児池。
稚児池
モウセンゴケ。
稚児池
モウセンゴケ群落と稚児池。
稚児池
青空を映す稚児池。
素晴らしいですね。1時間程度で登れてしまうところなので、後回しになっていましたが もっと早く来るべきでした。
稚児池
背泳ぎで池を泳ぐマツモムシ。
英語で言うと、「backswimmers」だそうです。そのままのネーミング。
稚児池
青く煌めく稚児池。
稚児池
池の中にはオタマジャクシがいました。寒い場所だからか、この時期でもまだオタマジャクシがいるのですね。
稚児池
空の青と水の青。
稚児池
浮島。
稚児池
モウセンゴケと・・・
その中に見られるこの花はなんでしょうか。
→ツルコケモモ(クランベリー)のようですね。
稚児池
浮島と山頂の森。
稚児池
素晴らしい青の風景。
稚児池
コバイケイソウは、もう花期が終わってしまったようですね。
稚児池
池の周りを歩く。
稚児池
ワタスゲが見事です。
稚児池
素晴らしい湿原です。
稚児池
オトギリソウ。
稚児池
稚児池の奥の湿原にも小さな池があります。
その向こうには妙高山が見えます。
稚児池
そしてワタスゲ群落。
稚児池
こちらの池は稚児池に比べれば小さいですが、それでもかなり大きな池塘です。
稚児池
素晴らしいワタスゲの群落。
稚児池
ワタスゲの綿毛
稚児池
緑色の花。キソチドリかトンボソウでしょうか。
稚児池
ワタスゲと池塘の相性は抜群ですね。
稚児池
稚児池、この写真ではわかりにくいかもですが
手前の木道は、池よりも低いところを通っています。まさに「高層湿原」が高層であることを感じます。
稚児池
反対側の鳥居にも行ってみます。
稚児池
存在感抜群の鳥居。
新しそうなので、最近建てたのでしょうか。
稚児池
青と緑の境界。
稚児池
お社から稚児池を望む。
稚児池
スキー場を一気に下ります。
冬は、ここ滑れたら景色良いですね。
稚児池
ガンガン下っていきます。
地図とデータ
項目名
所在地 長野県下高井郡山ノ内町
湖の成因 湿原池
周囲総長 -
面積 -
最大水深 -
貯水量 -
標高 約2009[m]
河川 -
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