温泉地として名高い奥日光湯元。
湯ノ湖は、その湯元温泉街の南側に広がる湖であり、北東にある三岳が噴火した際に出来た堰止湖です。
流出・流入ともに湯川であり、流出川には湯滝があります。
湯ノ湖という名前から水温が高そうな印象を受けますが、水深が浅い為、真冬になると全面凍結することもあります。
湖の北東には温泉水が流れ込んでいるところもあるのですが、それでも全面凍結してしまうというのは、奥日光の冬の寒さが厳しいゆえでしょう。
釣りの名所としても有名で、魚も多く、休日ともなれば多くの釣り客で賑わいます。
調査研究が盛んに行われている湖でもあり、湖内にはヒメミズニラやカタシャジクモといった藻類も生育しています。
湖を一周できる散策路もあるので、奥日光に訪れた際は一周してみるのもよいかと思います。
訪問記2:2019/10/20
池のほとりに温泉水が流れ込んでいます。かなり硫黄の匂いもします。
こんなに温泉水が流入しているのに、魚が豊富に生息していて、冬には凍結しているというのですから、驚きです。
湯元温泉側の湖畔。紅葉が見頃です。
背後の山はもうダケカンバの木が落葉しているのが見えるので、ちょうどこの湖畔あたりが紅葉前線ということですね。
湖畔の遊歩道を1周してみます。
ところどころ、見事な紅葉が見られます。
色とりどりの紅葉の合間から、浅葱色の水面を望みます。
湖岸の彩り。
湯の湖の東岸の出っ張っている部分を兎島と呼びます。ここはちょうど岸と兎島に挟まれた部分。
せっかくなので、兎島まで行ってみることにします。
兎島の先端から望む湯の湖。
木々の間から眺める紅葉もいいですね。
湯ノ湖の背後に温泉ヶ岳。
左奥には金精峠へ向けて登っていく国道120号線のつづら折りが見えます。
南端までやってきました。
湯ノ湖の水は、この奥で湯滝となって一気に流れ落ちます。
怒涛のごとく水しぶきをあげて流れ落ちる湯滝。ここから湯川として戦場ヶ原を流れていき、中禅寺湖に注ぎます。
一周して北岸まで戻ってきました。
奥に男体山が見えます。
湖畔から、すぐに水が緑がかった色になっています。
すぐに深くなっているのでしょう。ちょっと怖さを覚えます。
金精峠から見る湯ノ湖と男体山。
今回は中禅寺湖から登ってきましたが、片品村側から来た場合は、峠を越えるとこの景色になります。
峠を越えたらどどどーんと広がるこの景色が好きです。
訪問記1:2010/09/25~09/26
| 項目名 |
|
| 所在地 |
栃木県日光市 |
| 湖の成因 |
堰止湖 |
| 周囲総長 |
約2.8[km] |
| 面積 |
約0.32[km^2] |
| 最大水深 |
約12[m] |
| 貯水量 |
- |
| 標高 |
約1475[m] |
| 河川 |
湯川(流入・流出) |