十和田湖は、青森県と秋田県の県境に位置する広大なカルデラ湖です。
面積は日本で第12位、深さは日本で第3位という規模を誇る、国内でもかなりの大きさの湖と言えるでしょう。
中山半島・御倉半島という2つの半島を持つ形状が特徴的であり、これによって湖は主に4つのエリアに分けられます。
御倉半島の東側を『東湖(ひがしのうみ)』、御倉半島と中山半島のあいだを『中湖(なかのうみ)』、中山半島の西側を『西湖(にしのうみ)』と呼んでいます。中海の深さは327mで、ここが十和田湖における最深部です。
いっぽうで、東湖と西湖はそこまで深くはありません。
湖の中で青森県・秋田県の県境が定められており、南岸では十和田湖に流れる神田川が県境です。このあたりの西海沿岸は『休屋』という地名で、十和田湖岸で最も賑わう場所と紹介されています。
また、中山半島の西海側に広がる浜は御前ヶ浜と呼ばれており、ここに有名な『乙女の像』の彫刻が建っています。
十和田神社もこの中山半島にあるため、やはりこの中山半島・休屋周辺が十和田観光の中心地と言えると思います。
とはいえ、十和田湖はスケールが大きく、場所によって表情も異なるため、いろいろなところから眺めてみると違う発見があると思います。
湖の周囲にある発荷峠、滝ノ沢峠、御鼻部山、瞰湖台といった展望ポイントもあり、場所ごとに異なる表情の十和田湖が楽しめます。
訪問記2:2025/07/19~20
十和田湖は広大であるため、見る場所によって大きく印象がかわります。
(地図の出典:国土地理院 地理院タイルに地名を追記して掲載
https://maps.gsi.go.jp)
■発荷峠
十和田湖の南西にあるカルデラ壁の上、発荷峠から見る夕暮れの十和田湖。
正面の中山半島がよく目立ちます。
■和井内
発荷峠から和井内まで下りてきました。
ここ和井内には近年道の駅が整備され、十和田湖の拠点として利用しやすくなりました。
■和井内
朝日が差し込む和井内。
すでに多くの釣り人が、湖に釣り糸を投げています。
■御鼻部山
湖北部の御鼻部山までやってきました。
ここ御鼻部山もカルデラ外輪山の1つで、展望台が設置されています。
■御鼻部山
展望台を登っていくと、素晴らしい風景が飛び込んできます。
■御鼻部山
右に中山半島、左に御倉半島。十和田湖の特徴的な反騰の形状が手に取るようにわかります。
これは素晴らしい。
■御鼻部山
2つの半島に挟まれた中央の中湖が、この十和田湖で最も深い場所です。
おそらく、火口があるのでしょう。
■御鼻部山
御倉半島とは対照的に、ギザギザとした形状の中山半島。
御倉半島があまり人を寄せ付けないのに対し、こちら中山半島の付け根は観光地として栄えています。
■御鼻部山
よく見ると、発荷峠の展望台も見えていますね。
■御前ヶ浜
中山半島西岸の御前ヶ浜まで下りてきました。
■御前ヶ浜
対岸に和井内にある道の駅とわだが見えます。さきほどはあちらから朝日を見ていました。
■御前ヶ浜
この小島だけアカマツなどの松が(他の植物が侵入できないので)生息できるそうです。
■十和田神社
中山半島の森のなかに鎮座する十和田神社。
■十和田神社
十和田神社からは、中山半島東岸の占場への遊歩道がある・・・のですが
■十和田神社
残念ながら遊歩道が崩落しているそうで、占場への道はここ数年封鎖されているそうです。
占場は十和田湖を知るうえで重要な場所なので、ぜひ行ってみたいのですけどね。
■瞰湖台
御倉半島の付け根にある展望台、瞰湖台。
中山半島とその向こうに御鼻部山などの外輪山を望むことができます。
■瞰湖台
この正面あたりの湖底が非常に深いのですね。
■瞰湖台
さきほど通行止めだった占場、この中のどこかに見えているでしょうか?
訪問記1:2011/10/08~08
| 項目名 |
|
| 所在地 |
青森県十和田市、秋田県鹿角郡小坂町 |
| 湖の成因 |
カルデラ湖 |
| 周囲総長 |
約46[km] |
| 面積 |
約61.1[km^2] |
| 最大水深 |
約326.8[m] |
| 貯水量 |
4.19[km^3] |
| 標高 |
約400[m] |
| 河川 |
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