嬬恋村の西部、隣県長野県との県境に近い田代集落。
その田代集落の傍で、なおかつ近隣の国道144号線の傍でもありながら、その両者のどちらからもうかがい知れない湖。それが田代湖です。
鹿沢ダムというダムによって形成された、発電用のダム湖です。
地図上で見る限り、国道144号線からも近く、田代集落からも近い・・・けれど、実際に現地に行ってみると、「あれ?湖はどこ??」と迷ってしまいます。
いえ、他の片は迷わないのかもしれませんが・・・ 自分は迷いました。
普通に国道144号線を走っているだけでは、田代湖そのものは見えません。さらに、田代集落からも田代湖は見えません。
田代集落の東側にある山に登っていく道があり、その道を登ると、初めて田代湖が見えてくるのです。
普通、ダム湖といえば観光客のためのスペースがあるものですが、この田代湖にはそういったものは見当たりません。
それは、(後から知ったことですが)水力発電に伴って水位変動が大きく、湖の近くは危険を伴うからなのだそうです。
観光利用はしていないダムだということですね。
実際、私も接近はできず、周囲の道路から(それも夕暮時だったのでいささか不鮮明ですが)浅間山をバックにした写真がなんとか撮れるという具合でした。
この田代湖を形成しているダムは鹿沢ダムと言いますが、もともとこの位置には窪地があったそうで、ダムの建設には適していたと言えそうです(「田代」という名前も湿地を連想させますね)。竣工が1927年という、かなり古株のダムなのです。
この鹿沢ダム、土を積み上げたアースダムという形式のダムであり、なんと1926年の完成。
かなり昔に完成したダムなのですね。
堤体の長さは981.8mと非常に長く、地図を見てもその長さがよくわかります。
訪問記2:2024/02/24
田代湖のほとりの道。左側に田代湖があるのですが、木々が林立していてよく見えません。
田代湖のほとりはだいたいこんな感じですが、1か所湖がよく見える場所がありますので、そこへ向かいます。
ここだけ、木々が途切れて、田代湖がよく見えます。
奥に見える浅間山も、実に見事ですね。
この長い堤が鹿沢ダムの堤体。981.8mという圧倒的な長さを誇ります。
1926年にこれを作ったというのが、すごいですね。
水力発電用ダム湖という特性上、水位がかなり変動するので
ほとりには下りられないよう、柵で厳重に囲われています。
ちょうど今いるこの場所の手前側が、上流から水を引き込んでくる場所ですね。
周囲は木々に囲まれており、この場所以外に田代湖を見渡せる場所はほぼ無いようです。
訪問記1:2017/06/03
| 項目名 |
|
| 所在地 |
群馬県吾妻郡嬬恋村 |
| 湖の成因 |
発電用ダム湖 |
| 周囲総長 |
- |
| 面積 |
約0.78[km^2](湛水時) |
| 最大水深 |
- |
| 貯水量 |
- |
| 標高 |
約1117[m] |
| 河川 |
- |