白土湖は、島原の市街地のなかにある湖です。
周辺を道路と住宅地に囲まれた中に、湧水由来の湖が佇んでいます。
1792年に、雲仙岳の噴火に端を発して、島原市街地の西側にある眉山が山体崩壊を起こし、
島原市街地が甚大な被害を受けた「島原大変肥後迷惑」の際に、白土湖が形成されたそうです。
山体崩壊の際に地割れが生じて、その地割れから湧水が噴出して、白土湖が形成されました。
あまりに湧水の噴出が止まらないので、その水を海に流すために作られた水路が、水無川です。
いまでも、白土湖の水は音無川を通じて島原湾へ流れています。
白土湖からは、湖形成の原因となった眉山の山体が良く見えます。
訪問記1:2022/05/22
白土湖入り口の交差点にて。
奥に見えているのが白土湖です。
湖には噴水があります。
来た時には出ていなかったのですが、途中で水が出てきました。
時間で制御しているのでしょうか。
項目名 |
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所在地 |
長崎県島原市 |
湖の成因 |
陥没湖 |
周囲総長 |
- |
面積 |
- |
最大水深 |
- |
貯水量 |
- |
標高 |
約7[m] |
河川 |
音無川(流出) |