大分県の著名な温泉街、由布院温泉。
その由布院温泉の東部、由布院のシンボルである由布岳へつづく
山と街の境界付近にある湖が、金鱗湖です。
池に流れ込む川や、池からの湧水は、温泉地であるためか
水温の暖かい水が流れ込んでいます。
冷たい水も同時に流れ込むので、水温差があり、この水温差が霧を生みやすくなっています。
そのため、金鱗湖といえば霧、という印象が成立しており、
由布院盆地の霧がこの金鱗湖が源になっている、という話もあります。
もともとは、由布岳の麓にある池であるために岳下池と呼ばれていたようです。
金鱗湖の直ぐそばにある共同浴場が「下ん湯」と呼ばれていますが、その名残だったりするのでしょうか?
池の周囲には温泉街の建物が並び、ほとりには公園や天祖神社があって
周りを歩くのが楽しい池です。
訪問記1:2022/05/06
金鱗湖の南側にある岳本公園。
この「岳本公園」という名前も、金鱗湖の元々の名前「岳下池」が由来なのでしょうか。
温泉街や飲食店、観光施設に囲まれた金鱗湖。
奥に見える山は立石山でしょうか。
金鱗湖から流れ出している川。由布院の街中を流れて大分川に合流します。
北側のテラスからの眺め。奥が岳本公園です。
左側に小さく見える鳥居は天祖神社。奥に見える山は倉木山でしょうか。
項目名 |
|
所在地 |
大分県由布市 |
湖の成因 |
- |
周囲総長 |
約0.4[km] |
面積 |
約0.008[km^2] |
最大水深 |
約2[m] |
貯水量 |
- |
標高 |
約460[m] |
河川 |
大分川(流出) |