油ヶ淵は、愛知県の碧南市と安城市の市境に位置する汽水湖(海水と淡水の混じった湖)です。
愛知県唯一の天然湖沼と紹介されています。
その歴史は意外と浅く、もともと油ヶ淵は湖ではなく、入り江になっていたそうです。
江戸時代、1644年に周辺への洪水被害を防止する目的で
油ヶ淵の東側を流れている矢作川に堤防が建設されました。
その影響で、油ヶ淵が湖になったのだそうです。
ただ、その後も洪水被害が続いたので、今度は油ヶ淵の西側に高浜川を建設して、
現在のような姿になったとのことです。
訪問記1:2021/04/10
油ヶ淵のちょうど中央付近を、愛知県道45号線の見合橋が横切っています。
県道の橋までやってきました。油ヶ淵は二級河川に指定されています。
実際には、二級河川としての登録は、ここから流れ出る高浜川になっているかとおもいます。
油ヶ淵の北側。
南側よりも北側のほうが面積は大きいです。
左側にある目立つ大きな建物は、碧南市民病院です。
油ヶ淵を挟んで右側が安城市、左側が碧南市です。
項目名 |
|
所在地 |
愛知県安城市、碧南市 |
湖の成因 |
- |
周囲総長 |
約6.3[km] |
面積 |
約0.64[km^2] |
最大水深 |
約5[m] |
貯水量 |
- |
標高 |
約1[m] |
河川 |
長田川、半場川、朝鮮川(流入)
高浜川、新川(流出) |