和歌山県南部の那智勝浦町は、那智の滝、熊野那智大社、勝浦温泉などの観光資源を数多く有する町です。
その那智勝浦町の海岸沿いにある海跡湖が、ゆかし潟です。
ゆかし潟の東側には国道42号線が通っており、その周囲には何件か温泉旅館、温泉施設があります。大規模な温泉地という雰囲気はないですが
落ち着いた雰囲気の温泉で、実際にこの地域の温泉に入ってみましたが、なかなか良い温泉でした。
ゆかし潟は、もともと入り江だったところが、海と切り離されて湖になった海跡湖です。
約6,000年前まで続いた縄文海進によって海岸線が陸地深くに入って言った結果、この部分が入り江になり
それが海岸線の後退とともに、ゆかし潟から流出する湯川の河口付近で合流する二河川が運んできた土砂が
ゆかし潟を海から切り離し、結果として湖として残ることになったのです。
訪問記1:2022/07/17
正面から見るとよく目立つ山。地理院地図によると特に名称はついていない
標高102mのピークのようです。
ゆかし潟の湖畔。
ちょうどハマボウの花の時期でした。
ゆかし潟湖畔から北側を望む。
周辺にはいくつか温泉があり、わたしは右の国道沿いにある温泉を利用しました。
ゆかし潟には多くの魚が見られます。
見たところ、泳いでいるのは海水魚かな。
温泉が近隣にあるため、流れ込む川も少々暖かいのですが
魚はたくさん泳いでいます。
酸性の温泉がわいていると魚が住めなくなったりしますが、
ここはそうではないようです。
やはり海の生き物がおおく、岸にはカニもたくさんいます。
項目名 |
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所在地 |
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町 |
湖の成因 |
海跡湖 |
周囲総長 |
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面積 |
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最大水深 |
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貯水量 |
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標高 |
約4[m] |
河川 |
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