鹿児島県北部にひろがる火山群、霧島山。
いくつもの峰を連ねる霧島山のなかでも、ひときわ目立つのが標高1574mの高千穂峰。
標高は韓国岳(からくにだけ)の1700mに次ぐ霧島第2位ですが、天を衝く高千穂峰の山容は
古くから人々の目にとまり、信仰を集めてきました。
そんな高千穂峰の東側の麓にあるのが、この御池です。
池のほとりから圧倒的な存在感の高千穂峰を望む、素晴らしい景色の池です。
霧島山にはほかにも御池と名の付く池(六観音御池)がありますので、便宜上「東霧島の御池」と呼ぶことにしますが
ただ単に「御池」と言えば、この東霧島の御池を指すことになります。
この御池は火口湖ですが、霧島に点在する火口湖のなかでも、御池は特に標高の低い位置にあります(標高305m)。
しかし、その面積は霧島最大の約0.72[km^2]であり、さらに水深は約93.5[m]という圧倒的な深さ。
この値は、日本の火口湖のなかで最大の水深なのだそうです。
これだけ火口の規模が大きいのは、この火口を形成した噴火も非常に大規模であったことに由来しています。
約4600年前に起きた霧島山で最大の噴火が、この御池を形成したとのことです。この噴火はマグマ水蒸気爆発を発生させ
マールと呼ばれる火口地形を生み出しました。そのマールに水が溜まり、現在の御池が形成されています。
訪問記1:2019/04/27
国道223号線の御池展望台より。
御池とその背後の高千穂峰が、圧倒的な存在感で迫ります。
御池のほとりにやってきました。
高千穂峰の素晴らしい山容が印象的です。
古くから人々の信仰を集めたのも納得の、美しい風景です。
御池には魚がいっぱいいました。
この魚、ハゼに似てますけど・・・ハゼの仲間は淡水池にはほとんどいないですよね。
なんの魚でしょう。本当に岸辺にいっぱいいたのですが。
さきほどの魚。保護色なのでわかりにくいですが、
この写真のなかに4匹います。
4匹・・・ですよね?
御池に風波が立ちますが、中央は波が立っていないようで、黒くなっています。
これも神秘的な光景です。
| 項目名 |
|
| 所在地 |
宮崎県西諸県郡高原町、都城市 |
| 湖の成因 |
マール(火口湖) |
| 周囲総長 |
約3.9[km] |
| 面積 |
約0.72[km^2] |
| 最大水深 |
約93.5[m] |
| 貯水量 |
- |
| 標高 |
約305[m] |
| 河川 |
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