唐松岳の東側、白馬村中心部に向けて伸びる八方尾根。
その八方尾根の中ほどの、やや二重稜線になった部分の窪地に水を湛えるのが、八方池です。
標高2000mをこえる岩の尾根に、それなりに規模の大きい池が展開する風景は、なかなか見られない景色です。
さらに、この池は背後に圧倒的な白馬連峰を控える景色を有していて、まさに絶妙の位置にある池といえます。
麓からリフトが標高1830m程度の八方池山荘まで通じているので、リフト山頂駅からおよそ1時間程度の歩きで八方池に着くことができます。
とはいえそこは標高2000m地帯で、遊歩道というには厳しく、登山道に近い道です。
八方池からさらに先には唐松岳への登山道が続いています。アルプスの登山道のなかでは比較的緩やかな道で、唐松岳の山頂に至る、オススメの登山道です。
訪問記1:2018/10/07~08
雨もちらつく強風の中
二重稜線の窪地に八方池が見えてきました。
この日は時折ちらつく雨の影響で八方尾根に虹がかかっていました。
その虹は八方池まで来ても見ることができ、虹の池を創り出しました。
思いもよらぬ景色を見ることができました。
かなりの強風で雨も降っていたので、コンディションはなかなかしんどかったですが。。。
池の深い青色。この色はかなり深いのではと思いましたが、
実際に最深部で4.4mあるそうです。
翌日の下山時、八方池近くの森の見事な紅葉。
ダケカンバの白っぽい幹とツツジの燃える赤が風景にリズムを生み出します。
八方池まで戻ってきました。
霧の中ですが、うっすら下界も見えます。
項目名 |
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所在地 |
長野県北安曇郡白馬村 |
湖の成因 |
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周囲総長 |
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面積 |
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最大水深 |
約4.4[m] |
貯水量 |
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標高 |
約2060[m] |
河川 |
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